北海道で”真冬の猛吹雪” JRは高波で一部区間で終日運休 「札幌⇔小樽」の高速バスが混雑 朝から雪かきに追われる人々 26日まで大荒れ天気に警戒
1月25日の道内は、強い冬型の気圧配置の影響で大荒れの天気となっています。
JRは高波の影響で函館線の小樽と札幌の「ほしみ」との間で終日運休となっています。
冬の嵐に見舞われた25日の道内。最大瞬間風速は、網走市で29メートル、札幌で25.1メートルと、この冬一番の暴風が吹き荒れました。
札幌では吹雪の中、朝から市民が雪かきに追われました。
「ひどいですね。(雪が)固まっている。吹きだまりが、家の前にできている」(市民)
「北風が吹くと玄関に雪が張り付く。玄関が埋まってました」(市民)
画面が真っ白になるほどの高い波。JR函館線の、小樽・ほしみ駅間では、高波の影響で終日運休になりました。
各地で運休が相次ぎJRは合わせて441本が運休。小樽駅前のバス乗り場は混雑しました。
「40分くらい並んでいます」(利用客)
「計画を立てていたが最初から崩れました」(利用客)
また、新千歳空港では、猛吹雪の影響で、発着便、合わせて144便が欠航しています。
道内の小中学校などでは783校が臨時休校。26日も26校が休校します。
道内は、26日明け方にかけて猛吹雪が続く見込みで、予想される最大瞬間風速は日本海側で35メートル、26日朝までに降る雪の量は、宗谷地方で40センチ、札幌中央区で20センチとなっています。
26日にかけて猛吹雪や吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒が必要です。