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函館の海岸に大量のイワシ 手作業で回収 3日間で約90トン回収 しかし作業は道半ば 住民「臭いが来ている」 12日から重機投入を検討

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 北海道函館市の海岸に漂着した大量のイワシ。

 現場では12月11日も回収作業が行われました。

 「現場には依然として大量のイワシが取り残されています。イワシの脂などで辺り一面、白い泡のようなものがあり、生臭さも感じます」(齊藤 健太記者)

海岸に堆積したイワシとサバ

海岸に堆積したイワシとサバ

 函館市の海岸に堆積したイワシとサバ。

 現場では12月11日も函館市や北海道の職員約30人が手作業で回収作業に当たり、9日からの3日間で約90トンを回収しました。

手作業で回収作業に当たる

手作業で回収作業に当たる

 しかし打ち上げられた魚は数千トンに及ぶとみられます。

 「臭いは来ている。ここに住んで50年だが初めて。漁師の人も大変だと思う」(近くに住む人)

 魚は市内の清掃工場に運び焼却処分されていて、函館市によりますと12月12日からは重機を投入しての回収作業を行うとしています。