"知床沖観光船沈没事故"を踏まえ… 紋別港に巡視船「はてるま」到着 以前より『大型』『高速力』 ヘリ発着可能な甲板完備 道東海域の救助態勢の強化
北海道知床沖での観光船沈没事故を踏まえ、救助体制強化のため配属される大型巡視船が紋別港に到着しました。
大型巡視船「はてるま」は沖縄の石垣海保で使用されていたもので、15日から「だいせつ」として紋別海保に配属されます。
これまで使用されていた巡視船「そらち」よりも大型で、航行速度も速く、ヘリコプターが発着できる甲板を備えています。
2022年4月の知床沖観光船沈没事故では、釧路航空基地のヘリが現場海域に着いたのは通報から3時間後でした。
海上保安庁は今回の「だいせつ」配備で、北海道東部海域の救助体制を強化します。