「知床沖観光船沈没事故」受け体制強化 大型巡視船”だいせつ”配備へ ヘリコプターが発着できる飛行甲板も 第一管区海上保安本部
2022年4月に起きた知床沖観光船沈没事故を受けて第一管区海上保安本部は10月24日、救
助・救急体制の強化のため、紋別海上保安部に大型巡視船を配備すると発表しました。
12月15日に配備予定なのは大型巡視船の「だいせつ」です。
現在、紋別海上保安部に配備されている中型巡視船の「そらち」と比べ、ヘリコプターが
発着できる飛行甲板があるほか、航行速度も速く、ヘリコプターと連携した救助活動などの
業務が可能になり、道東の海域の救助体制が大幅に強化されます。
現在、紋別海上保安部に配備されている「そらち」は、12月9日に網走海上保安署へ配置替えになり、網走海上保安署に配備されている巡視船「ゆうばり」は老朽化に伴い解役となる予定です。