事件の目撃者から犯人の情報を聞き取って似顔絵を描くための講習会が12月8日、北海道警釧路警察署で開かれました。
この講習会は犯罪捜査で重要な手がかりとなる似顔絵の技術を高めようと開かれたものです。
講習会には警察官11人が参加しました。
参加者は目撃者役と警察官役の2人1組に分かれ、警察官役は目撃者役が見た人物の顔の特徴を聞き出し、似顔絵を完成させました。
「目撃者からの情報が頼りになるので、いかに聞き出すかが重要になると思います」(釧路方面本部鑑識課 吉田 浩彰 さん)
道内では9月までに501件の事件で似顔絵が作成され、そのうち31件が特殊詐欺事件などで活用されたということです。