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職場のパソコンで”出会い系サイト”閲覧…札幌市役所の係長(56)懲戒免職…250万円分残業通勤手当の不正受給も「金銭的な余裕が欲しかった」退職金ゼロに

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札幌市役所

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 札幌市役所の56歳の男性係長が時間外勤務や通勤手当を不正受給していたなどして、懲戒免職処分となりました。

 懲戒免職となったのは札幌市 都市局市街地整備 開発指導課の技術職員で56歳の係長です。

 札幌市によりますと、係長は2018年4月から2023年4月までの間、時間外勤務を偽って過大に請求し、時間外手当(約653時間分 約213万円)を不正に受給したほか、2018年4月から2023年9月までの間、通勤経路について届け出ていた経路より安い経路で通勤し、通勤手当(約35万円)を不正に受給しました。

 また、2017年4月から勤務中に不適切なインターネットサイト(主に出会い系サイト)を見ていたということです。

 係長は2023年4月から現在の部署に異動していて、同僚の職員や上司が時間外勤務について不審に思い調べたところ、不正が発覚しました。

 係長は、時間外勤務について指摘されても当初は否定していたということですが、パソコンのシャットダウンの時間や地下鉄に乗車した時間などと申請された勤務時間に矛盾があったことから改めて問い詰めたところ、不正を認めたということです。

 市の調査に対し係長は「金銭的な余裕が欲しかった」などと話しています。

 これまで係長は、部下を指導せず業務に関する事を学ばないなど勤務態度にも問題があり、度々上司から指導されていたということです。

 札幌市は係長に不正受給した金額の返還を求めるとともに、12月7日付けで懲戒免職処分としました。

 退職金は支給されず、市では刑事告訴も検討しています。

 また、前の所属部署の上司らも不正に気が付かなかったなどとして、減給1か月や文書厳重注意の処分となりました。

 札幌市の中村範仁 都市局長は「公務員として法令を順守する立場にありながら、不正に時間外勤務手当を受給するなど重大な非行により、市民の皆さまの信頼を損ねたことに心より深くお詫び申し上げます。今後はこのような事故が起きないよう職員への指導を徹底し、市民の皆さまの信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。