大通公園で”実証実験”始まる...西5丁目に「喫煙所」を設置 2025年3月末まで 路上喫煙問題の解決のため喫煙者の行動を確認 札幌市
札幌市は路上喫煙問題をめぐり、12月4日から大通公園に喫煙所を開設して実証実験を始めました。
「いまビニールが剥がされ、スモーキングエリアという文字が出てきました」(鎌田 祐輔 記者)
4日午前9時から札幌市大通公園西5丁目で共用が始まった喫煙所。
高さ2.4メートルのパネルで仕切られ、灰皿が3つ設置されています。
大通公園はポイ捨て防止条例により、西1丁目から西4丁目までが禁煙区域となっています。
今回、札幌市は区域外での路上喫煙問題の解決のため、喫煙者の行動などを調べる方針です。
一方、日本禁煙学会などは「受動喫煙の機会を増やす」などとして実験中止を求めています。
この実験は2025年3月末までの予定です。