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バス“12路線283便”札幌中心部へ乗り入れず地下鉄駅まで「短縮」…経済面や体力面の負担増に利用客から困惑の声

社会 道内経済 友だち追加

 私たちの生活を支えるバス路線が12月1日から大きく変わりました。

 北海道中央バスはダイヤ改正で、札幌圏を中心に大幅な減便や短縮、廃止などに踏み切りました。

 運転手不足などが背景にありますが、利用者からは困惑の声もあがっています。

 今回のバスダイヤ改正は、路線の2路線の廃止に加え、「短縮」が多くあります。

 地下鉄などと同じ区間を中心に、12路線283便が札幌駅など中心部まで乗り入れるのをやめ、福住や麻生など、地下鉄駅までの短縮となりました。

福住、平岸、美園、麻生駅で「乗り換え」が必要に

 乗り換えが必要になった利用者は…

 「今まで1回で行けたのに今度は行けなくなる。バス、地下鉄、バスと3倍の行程なのでお金は倍以上かかるだろう。いろいろ"やりくり"しなければ…」(西岡地区の住民)

 「(バスは)本数は少ないが途中でも降りられるので、すごく便利だった。夫が70歳で車の運転をやめてます。もう17、18年。本当にもう大変」(美しが丘地区の80代の住民)

 清田区美しが丘地区に住む80代の女性は、ほぼ毎週買い物などのために札幌中心部までバス1本で行っていました。

 しかし、12月1日からは福住駅で地下鉄に乗り換えなければならず、運賃は240円から460円と倍増、ICカードの割引でも380円と、負担増は避けられません。

 さらにバスは、停留所がきめ細かく設置され、子育て世帯や高齢者にとって、体の負担も少ない交通手段ですが、乗り換えによってそれも失われます。

乗り換えにより「体の負担」も増加

 「福住のバスターミナルのバス乗り場から実際に地下鉄のホームまで歩いてみます。エスカレーターを3つ降り、さらに改札からホームまで1フロア降ります。ホームに到着まで4分18秒かかりました」(池田大地記者)

 歩く距離が増えることに利用者は…

 「エスカレーターを探すと上りはあるが下りがなかったり、そういう所が多い。慎重に歩こうと思う」(美しが丘地区の80代の住民)

背景に運転手不足も…

 北海道中央バスは「ご不便をおかけして料金は高くなるが、バス路線維持にご理解いただきたい」としています。


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