「水中ドローン」研修会開かれる…高水温や赤潮などで漁獲量が減少するなか海底の状況を把握可能に 漁協や自治体職員らが参加 北海道・別海町
高水温や赤潮の発生など海洋環境の変化が問題となっている中、11月29日、北海道の別海町で海の状況を把握するための水中ドローンの研修会が行われました。
29日、別海町で行われた水中ドローンの研修会には、根室管内の漁協職員や自治体の職員ら約20人が参加しました。
北海道東部では2年前に発生した赤潮や海水温の上昇によってウニなどの漁獲量が減少していて、水中ドローンを使うと海底の状況を確認できるほか、課題となっていた潜水士の人材不足の解消にも期待ができるということです。
「海底や藻場の状況を把握するのにはいいと思います」(参加した人)
根室管内では、すでに3つの水産会社が水中ドローンを導入しています。