事故直前にグルグル…不審な旋回なぜ? 「他人名義」の改造4WDからタイヤが脱落して女児を直撃…ナット緩んで外れたか? 車載工具で増し締めしていたら…
事故の約15分前、住宅の敷地内を不審に回り続ける軽乗用車。
運転手がタイヤ周りを確認する姿も。
「何やってんだろうなと思った。運転手が降りてタイヤの周りをチェックし始めたのでちょっと不具合があって見てるんだなと思った」(目撃者)
このあと、札幌市西区平和で同じナンバーの軽乗用車のタイヤが走行中に外れ、4歳くらいの女の子に直撃しました。
女の子は意識不明の重体です。
「そんな事故が起こるとは注意しているけど限界がある」(現場近くの保護者)
「子どもでは避けきれない周り見るように言うしかない」(現場近くの保護者)
軽乗用車を運転していたのは札幌市西区の会社員・若本豊嗣容疑者(49)。
その後の調べでタイヤを固定していたナット5個全てが外れ周辺で見つかっていたことが分かりました。
専門家は事故前の映像を見て。
「右旋回して走行テストをしている。ハンドルを右に切ると左前輪に負担がかかるので、そういう時にガタガタしたりハンドルで捉える兆候があったと思う。車載の工具で増し締めをしてやれば外れることはなかったと思う」(交通事故鑑定人 澁澤敬造さん)