北海道陸上競技協会 「4年間に渡り預貯金1500万円水増し」 会計は実質職員1人が担当… 南部忠平記念大会中止も検討
北海道陸上競技協会が少なくとも4年間に渡り、決算で預貯金を1500万円水増しして記載していたことが分かりました。
預貯金の水増しをおこなっていたのは、2019年度から2022年度までの少なくとも4年間の決算です。
協会によりますと、決算書では、1500万円の預貯金残高があることになっていましたが、実際には、ほとんどゼロでした。
会計は、実質、職員1人が担当していて、日本陸連から選手らの登録料の催促があったことから問題が発覚しました。
これを受けて協会が主催する南部忠平記念大会の2024年の開催について、中止することも検討しています。
協会は「選手はじめ陸上関係者の信頼を裏切る行為をし申し訳ない」としています。