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73歳男性 釣り場に向かう船から転落…その後 2時間以上に渡って泳ぎ自ら岩場にたどり着く ケガはないが低体温症 海保が決死の救出シーン 北海道函館市

事件・事故 社会 友だち追加

 10月30日午前、北海道函館市の大鼻岬沖で、1人乗りのプレジャーボートから73歳の男性が海に転落しました。男性は泳いで陸地まで行き、大きなケガはなかったということです。

 30日午前8時20分ごろ、函館市大鼻岬沖で「船から落ちたので救助してほしい」と男性の家族から118番通報がありました。

 函館海上保安部によりますと、函館市に住む73歳の男性は午前5時30分ごろ、釣り場に向かうため、1人乗りのプレジャーボートで大鼻岬沖を航行中、横波を受けて船から転落したということです。

提供:第一管区海上保安本部函館航空基地

提供:第一管区海上保安本部函館航空基地

 男性は数十メートル先の函館山南端の大鼻岬へ自ら泳ぎ、陸地へ到着。午前8時すぎ、家族へ連絡しました。

 男性は午前10時ごろ、海保のヘリで救助され、病院へ搬送されました。ケガはありませんでしたが、低体温症の症状があるということです。

 男性は2時間以上泳いだとみられるということです。また、当時、救命胴衣は着けていたということですが、詳しい服装は分かっていません。

提供:第一管区海上保安本部函館航空基地

提供:第一管区海上保安本部函館航空基地

 プレジャーボートは無人で動き続け、午前6時30分ごろ、渡島当別沖で男性2人が乗るゴムボートに接触。接触後、付近の定置網に引っ掛かり、止まったとみられるということです。
 
 ゴムボートに乗っていた男性2人にケガはありませんでした。

 函館海上保安部などは事故に至った原因など当時の状況を詳しく調べています。