週間番組表

MENU CLOSE
検索

【注意】自宅裏山でとれたキノコで味噌汁…食べた高齢夫婦が嘔吐や下痢症状 1本でも死に至る猛毒“ドクツルタケ”の可能性

事件・事故 社会 友だち追加
ドクツルタケ(厚生労働省:自然毒のリスクプロファイルより)

ドクツルタケ(厚生労働省:自然毒のリスクプロファイルより)

 自宅の裏山でキノコを採取し、みそ汁にして食べた高齢夫婦が嘔吐や下痢の食中毒の症状を訴えました。保健所が調べたところ夫婦が食べたのは「ドクツルタケ」とみられていて、注意を呼び掛けています。

 北海道江差保健所によりますと10月5日、管内に住む高齢の夫婦が自宅の裏山で採取したキノコを夕食時にみそ汁にして食べたところ、約8時間後に嘔吐や下痢の症状が出て、病院で毒キノコによる食中毒と診断されました。

ドクツルタケ(厚生労働省:自然毒のリスクプロファイルより)

ドクツルタケ(厚生労働省:自然毒のリスクプロファイルより)

 保健所の調査の結果、夫婦が食べたのはドクツルタケと見られるということです。

 厚生労働省によよりますと、ドクツルタケは、成人でも1本で死に至る危険がある強い毒性を持つキノコで、見た目は食用のシロマツタケモドキに似ています。

 キノコ狩りのシーズンを迎える中、江差保健所は知らないキノコや食用と確認できないキノコは「採らない、食べない、売らない、人にあげない」よう、注意を呼び掛けるとともに、食べて異常を感じた時には速やかに医師の診察を受けるように呼び掛けています。


  • みんテレ
  • 北海道チャンネル