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列車通過しているのに「遮断機」が下りず…事故やケガ人なし 原因は"レール上のサビ"か……北海道北斗市「道南いさりび鉄道」

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道南いさりび鉄道(資料)

道南いさりび鉄道(資料)

 8月16日、道南いさりび鉄道の北斗市にある踏切で、列車が通過しているにも関わらず、遮断機が下りないトラブルが発生しました。幸いケガ人などはいませんでした。

 16日午前6時53分ごろ、道南いさりび鉄道線の北斗市茂辺地にある「茂辺地道路踏切」で、列車が通過する際に遮断機が下りない状態のまま、列車が踏切内を通過しました。

 列車は速度60キロで通過。1両編成で乗客は10人いました。

 当時、踏切には人や車はおらず、けが人はいませんでした。

トラブルがあった踏切(提供:道南いさりび鉄道)

トラブルがあった踏切(提供:道南いさりび鉄道)

 道南いさりび鉄道によりますと、原因はレール上に発生したサビにより、列車が接近している状態を検知できなかった可能性があるということです。

 道南いさりび鉄道の担当者は「踏切のレールはここ数年で取り替えている。約10メートル先が海なので、もしかしたら潮によりサビが発生したのかもしれない」ということです。

 レールの改修工事には数日間かかるため、踏切の両端にバリケードを設置し、車や人が侵入できないようにするということです。なお列車は通常通り運行する予定でダイヤに変更はありません。

 道南いさりび鉄道は「今後、こういう事案が発生しないように対応していきます」とコメントしています。