自動小銃所持した自衛隊員が一時、不明に…"レンジャー訓練"中にはぐれる 約12時間山中で過ごしたか 警察などで注意喚起も
札幌・豊平区の陸上自衛隊の演習場で、6月27日夜、訓練中の自衛官の行方が分からなくなりました。
自衛官は自動小銃を所持していて、警察や札幌市などで対応に追われました。
行方不明になっていたのは、陸上自衛隊滝川駐屯地所属の20代の男性自衛官です。
男性自衛官は27日夜、札幌市豊平区西岡の演習場で、敵の陣地を偵察する訓練中、疲労のため、ほかの隊員とはぐれ、行方が分からなくなりました。
沼田 海征 記者:「男性隊員は山の中で相当な体力を使う過酷なレンジャー訓練中にはぐれたということです」
陸上自衛隊で捜索し、男性隊員は28日午前11時30分ごろになって、演習場所から約1キロ離れた場所で発見され、保護されました。
男性自衛官は「疲れてはぐれ、道に迷った」などと話していて、命に別条はないということです。