北海道千歳市のバス会社が不正に車両を点検していた疑いがあるとして、北海道運輸局は近く調査する方針です。
不正な点検をしていた疑いが持たれているのは、千歳市で路線バスなどを運行する「千歳相互観光バス」です。
道運輸局によりますと、バスの部品交換などは2級以上の整備士がいる認証工場で行うことが法律で義務づけられていますが、認証を受けていない工場で交換をした疑いが持たれています。
バスの運転手らは、4月に車両の法定点検をめぐっても不正があった疑いがあるとして、ストライキを実施していました。
バス会社は「事実を確認中」としています。
道運輸局は関係者から話を聞くなどして、詳しく調べる方針です。