涙ぐむ観光客も…”白い”シャチ 世界遺産・知床半島沖で目撃 体長は約8ｍ 2年前にも2頭を確認
世界遺産の知床半島沖で珍しい白いシャチが目撃され、観光客が大迫力の泳ぎを楽しみました。
海面近くをゆったりと気持ちよさそうに泳ぐシャチの群れ。
黒の背びれの中にひと際映える白の背びれが。
5月13日、世界遺産・知床半島の羅臼沖およそ5キロの海上で、全身が白いシャチが目撃されました。
知床連山をバックに優雅に泳ぐ白いシャチ。
時々海面からでてきて潮を吹く様子も見られます。
このシャチの動画は観光船を運行する知床ネイチャークルーズのスタッフが撮影しました。
体長はおよそ8メートルで、オスのシャチとみられるということです。
知床ネイチャークルーズ・長谷川 雄紀さん「ラッキーだったと思います。運がよかったに限る。シャチに会えて感謝しているお客さんもいましたし、涙ぐんでいる方もいました」
知床ネイチャークルーズによりますと、午前7時半ごろに白いシャチが目撃され、午後2時半ごろには国後島の方向に向かったということです。
出会えたらラッキーな珍しい白いシャチ。
例年、4月下旬から7月中旬まで、シャチがみられる時期となっていて、白いシャチは2021年にも2頭確認されています。
今回目撃されたシャチは2021年とは別だと見られています。
