「こいのぼり」引きちぎる映像 SNS＆報道されると… 男性2人が謝罪に訪れる 被害届を取り下げ 酒に酔い？

引きちぎる瞬間

　北海道帯広市の屋台村「北の屋台」の「こいのぼり」が引きちぎられた事件で、関わったという男性2人が8日、運営会社に謝罪をしたことがわかりました。

　2日午前5時ごろ、帯広市の飲食店街「北の屋台」で、酒に酔ったとみられる男女10人の集団のうち2人が、飾られていた「こいのぼり」2匹にそれぞれ飛びつき引きちぎりました。

　こいのぼりは飾るためのひもが切れ、屋台の通路などに捨てられていました。

　屋台では、こどもの日を前に客らを楽しませるため、店主の子どものために使っていたものなど、思い入れのある14匹のこいのぼりを泳がせていました。

　こいのぼりを引きちぎる様子は防犯カメラに映っていて、警察に被害届が出され、ＳＮＳのほかテレビなどで報道されました。

　北の屋台を運営する松下博典さんによりますと、5日の午後8時半ごろ、屋台の店主から「こいのぼりの件で話したい人がいる」と連絡がありました。

　20代の男性2人が松下さんを訪れ「私がやりました」と謝罪しました。

　その後、2人は帯広警察署にも連絡を入れ、8日午後1時ごろ警察署で改めて謝罪したということです。。

　松下さんは謝罪を受け入れ被害届を取り下げたということです。

　松下さんは「これから観光客が増え賑わう季節。北の屋台が安心安全に飲める場所になってくれれば」とコメントしています。