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1月下旬としては統計開始以来初めて 異例“9日連続”プラス気温の札幌 ぐちゃぐちゃ路面で市民からは悲鳴 タイヤが埋まり動けなくなる車も急増

 札幌は1月30日も3月並みの暖かさになり、9日連続でプラス気温となりました。その影響で道路はガタガタになり動けなくなる車が急増しています。

 「ガタガタでひどい」(井戸和也 記者)

 大寒の最も寒い時期にもかかわらず、暖かい日が続く札幌。

 1月30日はプラス3℃まで上がり、1月下旬としては、統計開始以来初めて9日連続でプラス気温となりました。

統計開始以来初めて9日連続でプラス気温に

 「幹線道路はアスファルトが見えていますが、生活道路はひどい状況」(井戸記者)

 生活道路ではいたるところでぐちゃぐちゃ路面となり、傾きながら走行する車であふれていました。

 「いつもの(配達)時間では行けなくなるのが多くなってくる」(配送の運転手)

 排雪が進まない道路では子どもたちが雪山になった歩道を登りながら歩く姿も見られました。

子どもたちは雪山になった歩道を登りながら通学

 「ツルツルで斜めだし道路入ったらぐちゃぐちゃで足をとられる。結構しんどい。びくびくしながら歩いています」(札幌市民)

 「せーの!」

 雪にタイヤが埋まり動けなくなる車も急増しています。

スタックする車も急増

 JAFによりますと、スタックした車の救出のための出動はここ1週間は2023年の倍以上となり、急な気温の上昇が生活を直撃しています。

 「例年よりも排雪をしてくれないと正直、感じている」(スタックした人)

 1月31日も札幌は1℃まで上がる予想で、落雪などに注意が必要です。