一体なぜ "北の離島"の波打ち際で発見された2人の遺体…岡山県の70代男女と判明 死因は低体温症 車いすと現金入りカバン

事件・事故 社会

76歳の男女の遺体が見つかった礼文島(資料)

 直線距離で約1300キロ以上離れていました。

 北の離島、礼文島で死亡しているのが見つかった男女2人は、岡山県で同居する76歳の男女であることがわかりました。

 5月28日午後、北海道北部の礼文島の礼文町香深村の船揚げ場で、地元の漁師から「波打ち際に2人が倒れている」との通報があり、高齢の男女の遺体が見つかりました。

 警察によりますと、現場近くには車いすが1台と現金が入ったカバンがあり、北海道外に住むことを示す所持品がありました。

 警察が身元の確認を進めた結果、6月8日、岡山県岡山市で同居する76歳の男女だったことが判明しました。

 2人の死因は"偶発性低体温症"で、目立った外傷はありませんでした。

 警察は事件性はないとみています。