【“10周年”の先に何が…?】北海道新幹線の開業10年で祝福ムード_一方で利用客低迷による赤字、札幌延伸の遅れによる事業費の急増…”我慢”を強いられる沿線自治体の現在地とは?
「北海道が近くなった。札幌にすっと行けるようになるのが一番いいかな」(島根県から来た利用客の女性)
地元でとれたホタテや野菜を揚げてトッピングしたシーフードカレー、その名も「二海(ふたみ)カレー」です。
2016年の新幹線開業で北海道南部地方は盛り上がり、八雲町のこの食堂では開業を祝ってこのメニューを考えました。
「ホワイトソースがまろやかでそれに八雲町でとれたホタテがマッチしていてすごくおいしいです」(阿部空知記者)
「ご当地グルメ的なものを作ったらどうかなと盛り上がった。(開業の)2年前から準備して結構評判良いので、チャンスがあれば(延伸に向けて)新しいメニューも開発したい」(「まるみ食堂」篠原直樹さん)
新幹線札幌延伸で所要時間は?
札幌延伸で所要時間はどうなるのか?
国による試算では新函館北斗駅から札幌駅までは約1時間。
特急列車に比べて2時間30分ほど短縮できることで利用者の増加が見込まれていますが…
利用者は低迷・延伸も大幅遅れ― この先どうなる?
新函館北斗駅までの開通では利用者の数が伸びないままです。
この数年は4000人台で推移していて開業から10年、一度も黒字になったことはありません。
期待されていた新函館北斗駅前の開発も進まず、開業当初からその姿は大きくは変わっていません。
この現状に市長は…
「やっぱり札幌が開業になってからでないと新函館北斗駅の魅力は出てこない」
「新青森駅が開業した時、新青森駅前は何もなかった。5年後に新函館北斗駅が開業してから新青森駅前は病院が建ったり、ホテルが建ったり、今すごくにぎやか」
「当初から札幌開業を控えていた(新函館北斗駅も)新青森駅みたいな道をたどっているのではないか」(北斗市 池田達雄市長)
札幌延伸が当初の予定からはるかに遅れ、2038年度末以降、今から12年以上先になったことも大きな逆風となりました。
「1日も早い札幌開業を目指して国交省や鉄道運輸機構、関係する全ての部署に今後も積極的に1日も早い札幌開業をお願いしに行きたい」(北斗市 池田市長)





















