【低緯度オーロラ】北海道各地で観測_「最大級の爆発が3回あって…大きな磁気嵐が発達した」北の夜空が赤く染まる現象がカメラに…『幻想的な天体ショー』今後も期待
低緯度オーロラは、太陽の爆発現象「太陽フレア」に伴う強い磁気嵐で、普段より低い緯度でオーロラが発生する現象で、北海道では北の空が赤く染まります。
11月12日夜は晴れたところが多く、北海道各地で「低緯度オーロラ」が観測されました。
北海道東部の釧路町では、赤い光がカーテンのように揺らぐ様子も確認できます。
また、北海道南部・七飯町大沼でもうっすら空が赤く染まり、湖面に反射し、幻想的な光景が広がりました。
「Xクラスという最大級の爆発が3回あって、フレアで今回の低緯度オーロラにつながる大きな磁気嵐に発達した。いま頻繁に何か月かおきにフレア現象が起きている。(磁気嵐で)渡り鳥の渡りが狂ってしまい、日本で見られない鳥が渡ってくることが過去には報告されているので、もしかしたら起きているかもしれない」(陸別町 銀河の森天文台 津田浩之館長)
引き続き太陽活動は活発な状態となっていて、今後も北の空を染める天体ショーを観測するチャンスはありそうです。



















