【迫る年末年始…卵どうなる】”エッグショック”は再来するか?_鳥インフル続発で約68万羽殺処分_スーパーの中には入荷が発注の”半分程度”になった店も_専門家は「2023年の再来、可能性は極めて低い」
「私たち(人間)もそうですけど、いくらインフルエンザのワクチンを打って、毎日うがいをして、マスクをしても(インフルエンザに)かかるときはかかってしまう。(鳥インフルの)ウイルスは『野鳥由来』なので完全にゼロにするのは難しい」(酪農学園大学 日向貴久教授)
札幌市北区のスーパー「クーリッチ拓北店」ではすでに大きな影響が現れていました。
「こちらが以前、卵が安定している時にあった卵のコーナー。今、鳥インフルで(卵が)安定して入ってこないので売り場は縮小してこんな感じ」(クーリッチ拓北店 高西邦明社長)
発注した卵は鳥インフルエンザの影響でおよそ半分しか入荷できませんでした。
先週からコーナーを縮小。
10個入りのパックは30円ほど値上げせざるを得なくなり、現在340円前後で販売しています。
「かき玉スープとかチャーハンとか。卵は必需品。簡単に栄養も取れる。値段が高くなると生活にも直接響いてきちゃうので心配」(買い物客)
買い物客の中には2023年のエッグショックを思い出す人もいました。
「(当時は)まるっきり手に入らないから近くのコンビニに何度か行って『入っていますか?』と。『入ったけどすぐ売れました』って。ずっと入んないのは困っちゃいますけど」(買い物客)
クーリッチでは2023年の教訓をもとに仕入れ先を確保する努力を続けていました。
「今までは1社の卸売業者から仕入れていたが、2社、3社に(卵を)供給してもらう動き。きょうもこれから卵販売店に取りに行く」(高西社長)






















