札幌市内の一般道を時速120キロで暴走、電柱に激突し同乗の女性2人死傷―危険運転致死傷の罪に問われていた22歳男に「懲役5年」の実刑判決<札幌地裁>
2023年に札幌で猛スピードで車を運転して事故を起こし、乗っていた女性2人を死傷させた男に対し、札幌地方裁判所は10月14日、懲役5年の実刑判決を言い渡しました。
札幌市東区のアルバイト従業員、伊藤篤被告(22)は2023年8月、札幌市西区で車を時速約120キロの猛スピードで運転して電柱に衝突。
同乗していた当時20歳の女性1人を死亡させ、もう1人に大ケガをさせた危険運転致死傷の罪に問われています。
判決で札幌地裁の渡辺史朗裁判長は「伊藤被告が同乗の女性らを楽しませようとした動機に酌むべき事情はなく、危険な運転だった」などとして、懲役5年の実刑判決を言い渡しました。