【高騰する灯油】「1回200リットルまで」購入制限する一部業者が出現する事態…ニラの名産地では“シート4重”工夫する農家も_6週連続で最高値更新の中今後は?『政府補助金』で値下げ実現なるか〈北海道〉
しかし、2026年は灯油価格の高騰が直撃しています。
「今まで僕自体は高い値段は経験がない。去年と比べて(1リットルあたり)現在で30円~40円くらい上がっている。単純に経費が上がっている」(ニラ農家 櫛引光宏さん)
これからの時期、ハウス内の温度を高めるために必要な灯油の高騰が、櫛引さんを悩ませているのです。
こちらでは12月から翌年3月にかけて、ボイラーを3台使用。
1シーズンで1台当たり必要な灯油は約2000リットルで、3台合わせて6000リットルほどになります。
昨シーズンは約70万円だった灯油代が、今シーズンは現在の価格で100万円ほどになると見込んでいます。
「これが小屋根カーテン、2重目のハウスをかける骨組み、一番上が本体」(ニラ農家 櫛引光宏さん)
櫛引さんは、一部のハウスのシートを最大4重にし、断熱効果を高める工夫を今年も続けるつもりです。
今後どうなるのか、専門家は…。
「灯油の価格の先行きについては、非常に難しい局面に来ていると思う。在庫の減少によって、価格は今よりさらに上がっていく可能性もあるが、一方で11月以降、輸入灯油の卸売価格の差額に対して政府が補助金を支給する話もあり、補助が始まるとまた値段が下がっていく可能性もある」(道銀地域総合研究所 小野公嗣主任研究員)
今後も不透明な灯油価格に、道民の悩みは続きそうです。



















