【ヒグマ衝突で特急脱線】今年は既にクマとの衝突が36件発生、エゾシカなど動物全体では3535件(昨年度)…車両不具合で11月3日の運転再開が延期に…旭川-稚内間の代行輸送継続<JR北海道>
クマと衝突して特急列車が脱線したJR宗谷線。11月3日に予定していた運転の再開が延期されました。
「代行バスご利用のお客様、こちらの列でお待ちください!」(駅員)
JR宗谷線は一部区間で運休が続いていて、11月2日も旭川-稚内駅間でバス代行輸送となりました。
「Snow Manのライブに行ってきた。長旅になった、大変」(稚内へ帰る利用客)
宗谷線では先月30日、天塩中川-問寒別駅間で特急列車がクマと衝突して脱線し、一部区間で運休が続いています。
JRは11月3日に運転を再開させる予定でしたが、車両の不具合で脱線した列車を動かせないことが分かり、3日も運転を見合わせます。
再開までさらに1日ほどかかる見通しです。
2026年、クマとの衝突は36件あります。 熊の出没が多かった2025年は50件で過去最多でした。
一方、動物との衝突自体は2025年度で3535件で、そのほとんどがシカとの衝突です。 自然と動物との距離が近い北海道では、より一層対策を考える必要があります。
JRができる対策として、柵の設置が一部で進んでいますが、JR北海道の線路の総延長は2240キロもあり、そのうち136キロしか、実際には柵が設置できていません。
今回、衝突があった宗谷線の設置率は僅か2%ほど。 しかも、今回の天塩中川と問寒別間では、熊との衝突は2026年だけで3件もありました。
広い北海道では線路全体への柵の設置は現実的ではありませんが、JRでは対策の検討を続けていくとしています。



















