【北海道の3火山・最新情報】雌阿寒岳の活動は低下傾向_十勝岳は噴煙・火山ガス続く_駒ヶ岳は地面の変化を監視_噴火警戒レベル2「火口周辺規制」の道内3火山
10月20日、札幌管区気象台は定例記者レクチャーで、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)となっている雌阿寒岳、十勝岳、北海道駒ヶ岳の最新の活動状況を説明しました。
■雌阿寒岳
雌阿寒岳では、去年9月の噴火後に活発化した火山活動に、低下傾向がみられています。
噴煙は今年5月ごろから徐々に少なくなり、火口近くの地面の傾きや地震活動にも、全体として落ち着く傾向が確認されています。
火口の観察でも、噴火直後に確認された噴気孔が土砂で埋まり、噴気が出ていないことが分かりました。
■十勝岳
十勝岳では、地震活動の低下を受け、10月16日に噴火警戒レベルを3から2に引き下げました。レベル3の判断に関わった振幅の大きな地震は、その後発生していません。
一方、火山ガスの放出や熱活動は活発な状態が続いています。噴煙は夏ごろに比べると落ち着いていますが、依然として活発だということです。
62-2火口からおよそ1.5キロの範囲では、大きな噴石に警戒が必要です。
また、積雪期に噴火した場合、融雪型火山泥流が発生するおそれがあります。気象台は、避難先や避難経路などを今のうちに確認しておくよう呼びかけています。
■北海道駒ヶ岳
北海道駒ヶ岳では、9月下旬から山頂火口付近を震源とする小さな火山性地震が増え、10月2日に噴火警戒レベルが1から2に引き上げられました。
地震はその後いったん落ち着いていますが、地面の観測では、火口側が持ち上がるような変化が続き、元の状態には戻っていません。
気象台は、地下の活動が続いている可能性も否定できないとして、引き続き監視しています。
レベル2では、火口からおおむね4キロの範囲で大きな噴石に警戒が必要です。


















