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【高校野球】「自分が投げて勝ちたい」森健成が決勝でつかんだ北海3年ぶりの頂点――秋季北海道大会

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3年ぶりの優勝を決めた北海の選手たち

3年ぶりの優勝を決めた北海の選手たち

 10月15日、第79回秋季北海道高等学校野球大会の決勝が大和ハウスプレミストドームで行われ、酪農学園大とわの森三愛と北海が対戦しました。


 先手を取ったのは北海でした。1回裏、2死三塁のチャンスで、この日はDHで先発出場した4番・森健成選手(2年)がセンターへタイムリーを放ち、先制。3回裏には布瀬肇選手(2年)のヒットと2つの四球で1死満塁のチャンスを作りました。ここで高橋快心選手(2年)がスクイズを決めて追加点を奪うと、続く杉野我空選手(2年)がレフトへタイムリーを放ち、3-0とリードを広げました。

 3点を追う酪農学園大とわの森三愛は、直後の4回表、2死から佐藤頼吾選手(2年)と中島太陽選手(2年)の連打で一、二塁のチャンスを作ります。準決勝で本塁打を打った鈴木瑞希選手(2年)がセンターへタイムリーを放ち、1点を返しました。4回裏には、二塁手の北間健太郎選手(2年)がヒット性の当たりをダイビングキャッチで好捕するなど、守備でもリズムを作ります。5回表には、四球と三上睦翔選手(2年)のヒットで1死一、三塁から茶木璃士選手(2年)の犠牲フライで3-2。1点差まで詰め寄りました。

 北海は7回表、村上嘉威投手(1年)に代えて、エースの森投手(2年)をマウンドに送りました。「自分が流れをもってこれるようなピッチングを心がけていた」という森投手(2年)は、粘る酪農学園大とわの森三愛打線を7回、8回と無失点に抑えます。スタンドの応援団が見守る中、9回も最後の打者をピッチャーゴロに仕留めると、マウンド上で喜びを爆発させました。

 北海が3-2で接戦の決勝戦を制し、3年ぶり14度目の優勝を飾りました。酪農学園大とわの森三愛は3回途中から登板した藤村瑠空投手(2年)が北海打線を1安打に抑える好投を続けながら、追いつくことができず、準優勝となりました。

優勝の瞬間、森健成投手(2年)(右)

優勝の瞬間、森健成投手(2年)(右)

 先制のタイムリーを放ち、7回からリリーフ登板した森投手(2年)は、優勝の喜びをこう語りました。「新チーム始まってからずっと目指してきた場所でもありましたし、春夏と自分が投げさせてもらって、勝てない試合がずっと続いていました。自分が投げて勝ちたいという思いが強かったので、結果になって良かったです」


 初回の先制打については、「先制点を絶対取るっていうチームの意識付けにもなったと思いますし、自分が投げない時に、バットで貢献できればと思っていたので、先制打として形になって良かったと思います」と振り返りました。

 ピッチャーとしての成長について問われると、「長いイニングを任されることが多くて、少しでも長く投げて、チームの勝ちに貢献できればという思いで投げていたので、スタミナ、体力面は大きく成長できた」と回答。チームについては、「一戦一戦やっていく毎に強くなっていくのが実感できた。これからチームのみんなで鼓舞し合ってレベルアップしていきたい」と話しました。春に向けては、「しっかりメンタル面の成長、体つくりというところに重点を置いていきたい。全国で通用する野球をしっかりチーム全員で完成させられるように頑張っていきたいと思います」と目標を見据えました。



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