【独占取材】「北海道アニマルワールド」語る現在地…残る220匹は移籍20人が飼育「動物に罪はない。守りたい」目標は『地域との共生』無許可建築物撤去期限まで約1か月"ノースサファリ"の今〈北海道札幌市〉
9月18日、弁護士や大学教授など7人による第三者機関「札幌市開発審査会」の口頭審理で双方の主張は真っ向から対立しました。
「動物の移転困難などの事情は、長年にわたり違法状態を認識しながら事業を拡大してきた審査請求人(サクセス観光)自身の行為によって招かれたものにほかならない」
(札幌市開発審査会の裁決)
結果は「棄却」。市の命令の正当性が認められた形です。
サクセス観光側は「容認できない」と提訴を検討中です。
サクセス観光と札幌市の対立の裏で、徐々に進んでいたのが動物たちの「行き先探し」でした。
「(新動物園を)やるとしたら、別の会社でやりますから。動物と従業員のことをちゃんと(引き継ぎの)取り決めをして、それが前に進むようにしていくことしかできない」
(赤沢芳樹 ビーチキャピタル 社長、2026年4月)
東京の会社「ビーチキャピタル」の赤沢芳樹さんと浜野薫子さん。
2人は2026年1月、新たな動物園の運営会社を立ち上げました。
その名も「北海道アニマルワールド」。
サクセス観光の従業員約20人を引き受け、旧ノースサファリの動物たちを飼育しています。
経費は毎月1000万円近くかかりますが、今後、動物たちを引き取る方針です。
佐藤郁弥さんです。2026年6月、アニマルワールドに移籍し、現在は旧園内の運営統括責任者の役割を担っています。
「日々、各動物の担当スタッフが愛情を持って状態を確認して飼育に当たっていますので(動物たちは)落ち着いて過ごすことができています」
「現状取り組んでいる部分でいうと、移動用のクレート(ケージ)です。例えば、ニホンザルやラーテルなどに関してはクレートを部屋の中に置いてそのものに慣れてもらうスムーズに移動ができるような準備は現状しているところです」
(北海道アニマルワールド 佐藤 郁弥さん)



















