「被害者の口からバキッと音がした」主犯格・川口侑斗被告が裁判で語ったこと「楽しい雰囲気を残すため身の毛燃やし動画撮影」「一番頑張ったから9万円」「殺していない。誰かがとどめを刺したと」【江別強盗致死】
■「もっとやって」暴行を止めなかった理由
7月15日に行われた被告人質問で、川口被告は暴行を止めなかった理由について、新たな説明をした。
被害者の出血が増えたことから、八木原亜麻被告に対し「許せば」と訴えたものの、「許す気ねえ。もっとやって」と言われたため暴行を続けたという。
川口被告は「暴力を止めることができなかった」と証言し、八木原被告の言動が暴行継続につながったとの認識を示した。
一方、この点については川村葉音被告の証言とも一致する部分がある。
川村被告は「まだやんなきゃいけないの」と川口被告が尋ねた際、八木原被告が「許してないからもっとやって」と答えていたと証言。また、「もし八木原被告がやめていいと言っていたら、川口被告は暴行をやめていたと思う」と法廷で述べている。
■「リーダー的存在だった」川村葉音被告が語った川口被告
一方で川村葉音被告は、事件当時の川口被告について「リーダー的な人」「中心人物だった」と証言した。
「川口被告には思ったことが言いづらかった」「断れなかった」と話し、共犯者たちが川口被告に逆らえない空気があったことをうかがわせた。
さらに、川口被告が滝沢海裕受刑者に飛び蹴りをさせたり、自身にも「やれ」と言って長谷さんを蹴るよう指示したと証言。
集団暴行は100回以上に及び、このうち川口被告は50~60回、当時17歳だった少年は60~70回暴行を加えていたとも述べた。
また、あおむけに倒れた被害者の頭部を、川口被告と少年が左右から交互に蹴り続けていたとも証言している。
ただし、この川村被告に対し「やれと指示した」という点について、川口被告は「一切ありません」と法廷で全面的に否定しており、双方の証言は食い違っている。
■「俺が一番頑張ったから」現金を最も多く受け取った理由
事件後、被害者のキャッシュカードから現金が引き出されると、川口被告は「俺、今日一番頑張ったから」と話し、最も多い9万円を受け取ったとされる。
被告人質問では、この発言について「一番暴力を振るったという意味です」と説明した。
また、被害者の服を脱がせたことや、髪に火を付けた行為については、「滝沢受刑者から『俺より面白いことできるのか』と言われ、面白半分でやった」と証言している。













