【日本ハム】横尾俊建コーチ×鶴岡慎也 本塁打12球団トップの理由とは 新庄采配の舞台裏と万波セーフティースクイズの真相
鶴岡氏が特に聞きたかったこととして、万波選手が5月1日(金)の試合の4回裏、チームが2点リードで迎えた1死一、三塁の場面で見せたセーフティースクイズについて尋ねると、横尾コーチはこう語りました。「あれはBOSSのすごさだけしかない」。そして、「あそこでセーフティースクイズのサインを出せるのは12球団でBOSSだけ。だから決まるし、万波もバッティング練習から結構練習しているんです。常にどの選手にサインが出るか分からないからやりなさいと、BOSSからずっとキャンプから言われていた」と続けました。さらに、「万波はあの場面、一、三塁になった時に初球でサインが出ると思ったらしいです」と明かし、新庄監督の作戦がチームに浸透していることを示す場面となりました。
チームの三振数が多い点については、「知らなかったです」と横尾コーチは率直にコメント。「1人1人のデータは分かるが、チームの三振数はわからない。三振数が多い万波については、数値を見たら他よりは振っていない。でも三振は多いから目立つ。メジャーに行った岡本、村上よりもしてないから、まだ耐えているよね、というアプローチをしている」さらに、「打球速度が157キロで両リーグでたぶんトップ、そういうところがあるからこそ、その三振にも価値がある」と語りました。
最後に鶴岡氏が「まだ5か月ありますが、どういう打撃陣にしていきたいか」と問うと、横尾コーチはこう語りました。「最近、ホームランが減っていたりして、プロ野球すごいなと思って。相手の配球とかもすごく変わってきている。今までは配球の話とかはしなかったが、相手の攻め方がこうなってきていますよという、いたちごっこが始まった」その上で、「ここからまた打てるような気もする」と前を向きました。鶴岡氏も「期待しています。打線爆発よろしくお願いします」と締めくくりました。
鶴岡氏との軽妙なやり取りの中で、ファイターズ打撃陣への期待感が伝わる内容となりました。鶴岡氏は16日のUHB野球中継の中で、横尾コーチについて「数値的なアドバイスに加えて、メンタルケアもしっかりしていると思う」と語り、「数字をプラスの方向に持っていく仕事が大きくなっていく」と、その重要性に改めて言及しました。横尾コーチが見据えるファイターズ打線の今後に、注目が集まります。

















