【スーパーの“無料ポリ袋”が消える?】中東情勢による原油不足が招く“当たり前”の変化_世界的ナフサ不足の影響が生活にも…ポテトチップスのパッケージが白黒に〈北海道〉
さらに原油不足は、あの有名なスナック菓子の姿をも変えました。
「ちょっと寂しい」(19歳専門学生 札幌在住)
ナフサを原料とする印刷用インクの供給が不安定になり、大手菓子メーカーのカルビーは、ポテトチップスなど一部商品の包装を白黒に変更すると発表しました。
「味が分からなそう。うすしおが赤でコンソメが黄色オレンジっぽいイメージがあるので、味がわからなくなった。ぱっと見で買いにくい。白黒になると色で判断していたのもそうだし、色があるほうがおいしそう。味が薄そう。全体的に薄そう。変わりますね。派手な方が買ってみようとなる。色ってやっぱり大事」(18歳専門学生 札幌在住)
「色を使っていなくても良いと思う。もうポテトチップスの味は知っているし、おいしい事がわかっているので逆にシックで良い。ペットボトルにラベルが貼っていない物も最近あるから、全然それで良いと思う。いらない物なら削って節約していった方が良いのでは」(30代3人の子の母 札幌在住)
「買ってみたい。一回しか食べた事がないから」(子ども)
これまでの「普通」がそうではなくなる…。
私たちの生活にも少しずつ影響が出始めています。
原油不足の影響が、暮らしの様々な場面に広がりを見せています。
ポテトチップスのパッケージが白黒に変更されたほか、ポリ袋の品薄が続いています。
さらに、お弁当や精肉に使われるトレーも変更されつつあり、容器の値上がりによって総菜の価格にも影響が出始めています。
こうした状況に対し、佐藤啓官房副長官は12日午前の会見で「現時点で問題が生じているとは報告を受けていない」とし、「日本全体としての必要量は確保されている」との認識を示しました。政府は一貫して、原因は供給の偏りや流通の目詰まりだと説明しています。
しかし実際には、メーカーや小売店の現場ではじわじわと変化が起きているのが実情です。農林水産省はこの日、カルビーの担当者を呼んで聞き取りを行うなど、企業との情報共有を進めている模様です。
政府と企業の間で認識のすり合わせが行われているとみられますが、市民生活への影響は今後さらに広がる可能性があります。


















