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タクシー業界の未来と「選ばれるサービス」への挑戦 「互信ホールディングス」平島誉久さん

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UHB 北海道文化放送

 互信ホールディングスは、日の丸交通として1959年に創業以来、60年以上にわたりタクシー事業を展開。観光、旅行、自動車整備など幅広い事業を手がける傍ら、2020年には質の高いサービス提供を目指す「TAXI NEXT」事業をスタートさせ、タクシー業界全体のサービスレベル向上にも尽力しています。代表取締役社長の平島誉久さんに、会社の歩みと、タクシー業界の未来、そして選ばれるサービスへの挑戦について聞きました。

幼少期の憧れから家業を継ぐまで

ハートのマークがわかる行灯に変更

ハートのマークがわかる行灯に変更

――平島さんで会社は何代目になるのですか?また、幼少期はどのようなお子さんで、タクシーにはどのような印象をお持ちでしたか?

 「祖父が創業しまして、私で3代目になります。小さい頃はかなりやんちゃな子供で、虫を捕るのが好きでしたし、友達と遊んで生傷が絶えませんでした。タクシーの行灯を見るとワクワクしましたね。特徴的な行灯の会社が好きで、あれに乗りたいとよく言っていました」

――学生時代から家業に戻るまでの経緯と、戻られてから最初に取り組んだ仕事について教えてください。
 「就職する時には営業職にやりがいを感じ、日立製品を扱う商社で働いていました。その後、父からの電話でM&Aを機に会社に戻るよう言われ、祖母の体調悪化もあり札幌に戻ることを決意しました。会社に戻ってからは企画営業として、お客さんを増やす仕事をしていました。視認性を高めるため、行灯をハートのマークがわかるものにし、愛称も『ハートタクシー無線センター』に変更するブランド戦略を打ち出しました。」

困難な状況での経営判断とコロナ禍での挑戦

防護服を着てコロナ感染者を搬送

防護服を着てコロナ感染者を搬送

――会社を継いだタイミングやきっかけはどのようなものだったでしょうか。

 「当時は景気が悪く、業績も毎年赤字を計上していました。銀行から経営改善計画書の提出を求められた直後に父が亡くなり、どん底からのスタートでした。社長就任後は、地方の赤字部門の清算や人員削減、事業再編など、厳しいリストラから始めました」

――コロナ禍がタクシー業界と会社に与えた影響、そしてその中でどのような対策を講じましたか?
 「2020年、緊急事態宣言発出時は、月1億円のマイナスが2ヶ月連続で続き、会社が終わるかと思いました。その中で、保健所や病院と連携し、防護服を着てコロナ感染者を搬送する仕事を行いました。トヨタさんと共に感染対策を施した特殊車両を開発し、搬送業務にあたりました。最終的に、この患者搬送班から感染者が一人も出なかったことは、乗務員や社員の尽力のおかげです」


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