北海道猟友会のトップ「クマ駆除から外してもらいたい」発言の真意は…一方的に進む“ガバメントハンター”構想に不信感 市民を裏切るわけにはいかないが「もう普通のハンターに戻りたい」
「止まっているものと動いているもので違う。クマは襲って来る。手前まで来る、もう2~3メートルまで。その時まで待って撃てるかですよ。それだけの度胸があるかだ」(堀江会長)
堀江さんはガバメントハンターの拡充には賛成ですが、その制度の運用に疑問を感じているのです。
「基本的には自衛官、警察官のOBという話が出ています。すると60歳を超えていますよね。健康状態は山道などを歩けるのか。銃を持って撃つ経験があるのか。その訓練を毎日のようにやっていければいいんですが、たまにしか訓練しないなら初心者と同じです」(堀江会長)
堀江さんは初心者がクマを撃てるまでには10年以上かかるといいます。
若い世代を雇用し、訓練を重ねて専門職となっていくことが、その場しのぎではない持続的な制度になるというのです。
「クマの有害駆除は国でやってほしいというのが、前からの僕の希望だったんですよ。ただ、どうしても一般市民がわれわれに期待をしている。それを裏切るわけにはいかないから、ガバメントハンターの教育や訓練には協力するという話は最初から言ってきたんです」(堀江会長)
北海道によると、1962年度から2024年度までにクマに襲われ死傷したのは177人でした。
そのうち狩猟や駆除の際に反撃されたケースが66人で最も多いといいます。
危険と隣り合わせの最前線に立つ猟友会。
堀江さんは本格的なガバメントハンター制度の確立を何より願っています。
そのための協力も惜しまないといいます。
その上で…。
「僕は言ってるんですよ、もう普通のハンターに戻りたいって」(堀江会長)
その場しのぎではない、持続可能なガバメントハンターの制度はできるのでしょうか。


















