北海道猟友会のトップ「クマ駆除から外してもらいたい」発言の真意は…一方的に進む“ガバメントハンター”構想に不信感 市民を裏切るわけにはいかないが「もう普通のハンターに戻りたい」
札幌市は冬眠から目覚めた人里近くに住むクマを駆除する「春期管理捕獲」を始めました。
市街地での出没を減らすことなどが目的です。
根室市などでは既に活動を始めたクマの姿も目撃されています。
いずれも過去最多を記録しています。
そんなさなか、2025年11月に開かれた「ヒグマ対策推進会議」でこんな発言が。
「クマの駆除から猟友会を外してもらいたいと言いたい。警察や自衛隊に対応してもらえればいい」(北海道猟友会 堀江篤会長)
会員数約5700人の北海道猟友会トップから飛び出した撤退発言。
会議の場に緊張が走りました。
その真意はどこにあるのか。
北見市の堀江篤会長を訪ねました。
「いきなりトップダウンで警察官にライフルを持たせる、自衛隊にお願いすると。猟友会そっちのけで、どんどん進んでいるような感じだから、それではそれでやりなさいと。われわれはそこから外してもらいたいという気持ちだったんです」(堀江会長)
保険の代理店を営みながら北海道猟友会の会長を務める堀江さん。
ハンター歴55年のベテランです。
堀江さんが危惧しているのは、国レベルで進められている「ガバメントハンター」の制度についてです。
クマによる被害が多発する中、国が打ち出したのが狩猟免許を持つ公務員「ガバメントハンター」の拡充です。
退職した警察官や自衛官を自治体が雇用し、人材確保につなげるというものですが。
「雲をつかむような話だ。その場しのぎのように自衛官や警察官を一時的に雇うだとか、そんないい加減な雇い方でいいのか」(堀江会長)
堀江さんによりますと、銃を扱った経験がある人でも実際にクマを撃つのは簡単ではないといいます。





















