【東日本大震災から15年】3.11を知らない子どもたちに震災の教訓をどう繋いていく?「祖父と手を握ったまま…」犠牲になった高校生たちの命を守る”伝言”も ※津波映像が含まれています
突然命を奪われた子どもたちの「伝言」を震災を知らない世代に、受け取って欲しい…
北海道の教育現場でも、あの日の教訓を繋いでいます。
札幌市東区、栄町中学校の佐藤智子教頭です。
宮城県出身の佐藤教頭。ふるさとの惨状に胸を痛め、防災教育に力を注いできました。
「(震災時、子どもたちは)卒業式間近だった。午前中で授業が終わり家に戻り、高台から近くの祖父や祖母が大丈夫かなと見に行き流されてしまったとか聞いて」(札幌市立栄町中学校 佐藤智子教頭)
自分の命を守る方法を日頃から考えてほしいと、3月2日、中学2年生が冬の地震に備え、地域の避難経路などの防災マップをつくりました。
「安全な場所はつどーむ。高いから多分津波来ないと思う」
「冬は広い道路が除雪優先される。だから大きい道は(避難)移動にも適している」(いずれも生徒)
ここにいる生徒たちは、みな、震災の後に産まれています。
「実感できないくらい大変な深刻な震災だったと思う。北海道で起きたらなおさら冬は危険だと思う」
「もし家族と離れてたときにどこで集合するか、どの道を通れば安全か家族で話し合いたい」(いずれも生徒)
「自分たちの頭で考えて自分たちの命を守る取り組みを行っています」(佐藤教頭)
震災から15年、当時の記憶がない、子どもたちの命を守る責任が、私たちには課せられています。


















