【3月2日から全8話の配信スタート】“分断の中”を共に生きる――UHB初のWEBドキュメンタリーシリーズ『灯りのようなものが、たしかに 〜ある出所者と雇った人たちの七つの物語~』
■現代社会の「分断」や「孤立」…わたしたちはどう生きる?
「人間は常に、自分に理解できない事柄は、何でも否定したがるものである」
17世紀、フランスの哲学者・パスカルが残したこの言葉は、現代社会の「分断」や「孤立」にも通じる問いを投げかけています。
わたしたちはこの問いにどう向き合い、どう生きていくのか――
この難解な問題に真正面から向き合ったのが、WEBドキュメンタリーシリーズ『灯りのようなものが、たしかに〜ある出所者と雇った人たちの七つの物語~』です。
社会の分断や孤立が深く語られる現代において、人と人が再び関係を結ぼうとする瞬間を静かに見つめ続けたもので、2026年3月2日、UHB北海道文化放送と日本財団の共同制作により、全8話の配信が始まりました。
それぞれのエピソードには、人が人として生き直す瞬間、そして人間が持つ根源的な「灯り」を見つめる記録が残されています。
■出所者の男女8人が主人公…彼らを雇った人たちとの関係を描き出す
シリーズの舞台は大阪、岡山、福岡、熊本など。
窃盗、特殊詐欺、覚せい剤などの罪で受刑後、人手不足が深刻な飲食店、建設業、福祉事業所などで働くことになった出所者の男女8人が主人公です。
偏見を超えて彼らを雇った人たちとの関係を描き出します。
■「人はうそをつくもの、うらぎるもの」その先に待つものは?
分断された社会で、人と人が再び関係を結ぼうとする瞬間を見つめる――
シリーズの根底に流れるこの姿勢は、第七話の熊本編「熊本の福祉支援事業所で」でも一貫しています。
〈第七話|熊本の福祉支援事業所で〉
覚醒剤で服役を重ねた男性と、「人は信じない」と語る雇い主。公園を歩き、自然を眺める静かな時間の中で、支援/被支援の構図は、いつの間にか崩れている。
「人はうそをつくもの、うらぎるもの」
「いまとあすは違う。去る者は追わないけれど、来るものは拒まない」
雇い主は静かにこう語ります。
言葉の強さの一方、憂いを帯びたまなざしとその語り口から感じられる深い理解と受容。
これは出所者にも伝わっていきます。


















