【北本連系線】青森県東方沖地震から8日…発生後に停止した2本のうち1本は運転再開…残り1本は復旧メド立たず_北海道と本州の電力融通し合う設備
電源開発は、12月8日午後11時15分ごろに発生した青森県東方沖地震により、停止していた北海道と本州で電力を融通し合う「北本連系線」2本(計60万キロワット)のうち、1本が復旧し、14日午後に運転を再開したと発表しました。
運転を再開したのは北本連系線の第1極(30万キロワット)です。
地震発生から約1時間30分後に手動で停止した後、9日午前4時45分ごろに変圧器で火災が起きていました。別の変圧器を使用することにより、停止から6日後の14日午後2時に運転が再開しました。
一方、第2極(30万キロワット)は地震発生直後に変圧器内部の油圧が上昇し、保護装置により自動停止していますが、いまだ復旧のメドは立っていません。変圧器が壊れていて、電源開発のグループ会社が原因を調査しています。
北本連系線は全部で3本。北海道電力ネットワークが所有し、青函トンネルを通る「新北本連系線」(30万キロワット)は異常はありませんでした。
















