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【ゴーカート暴走で2歳児死亡】「息子の人生は2年3か月しかなかった」「お腹を空かせ天国へ旅立ってしまったことが可哀想で…」遺族が涙の訴え_約1億3000万円求めた初弁論で被告は請求棄却求める〈北海道〉

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森町のイベント会場でゴーカートが見物客に突っ込んだ死亡事故(撮影:視聴者)

森町のイベント会場でゴーカートが見物客に突っ込んだ死亡事故(撮影:視聴者)

 3年前、北海道南部の森町で、ゴーカートが見物客の列に突っ込み、当時2歳の男の子が死亡した事故。


 遺族がイベント主催者などに損害賠償を求めた裁判の初弁論が12月9日午前10時から函館地裁で始まりました。

 法廷で遺族は「息子の人生は2年3か月しかなかった」などと意見陳述を行いました。

 一方、会社側は請求棄却を求めました。

事故が起きた現場

事故が起きた現場

 この事故は2022年9月、森町のイベント会場で、小学生が乗っていたゴーカートがコースを外れ、見物客に突っ込み、当時2歳の男の子が死亡したものです。


 事故から約3年が経過し、男の子の両親らは2025年9月、イベントを主催した函館トヨペットとコース設計などの委託を受けたアクトコーポレーションを相手取り、慰謝料など約1億3000万円の損害賠償を求めて、函館地裁に提訴。

 提訴を受けた当時、函館トヨペットは「3年前の件で改めて被害にあった方、ご両親、関係される方にお悔やみ申し上げます。これからも誠心誠意対応していきます」とコメントしていました。

 一方、警察は2024年2月、カートがコース外に逸脱する危険などを未然に防止すべき義務を怠ったとして、業務上過失致死傷の疑いで、函館トヨペットの社員とアクトコーポレーションの役員を書類送検していましたが、刑事裁判はまだ始まっていません。

 ゴーカートはイタリア・ビレル社製で、排気量は約211cc、最高速度は時速70キロでした。

函館地裁

函館地裁

 12月9日に函館地裁で開かれた初弁論では、母親が意見陳述。すすり泣きながら切実な胸中を明かしました。


 「事故当日、食べることが大好きだった息子の最後の食事は簡単な朝ご飯でした。息子がお腹を空かせたまま天国へ旅立ってしまったことが可哀想でなりません」と訴えました。

 父親も「カートにひかれた息子にすぐに駆け寄り、何回も何回も名前を叫びました。今でもその光景がフラッシュバックします」「息子の人生は2年3か月しかありませんでした。事故発生から3年が過ぎています」などと、事故後も何も進展しない現状への苦しみを語りました。

 一方、会社側は請求棄却を求めました。



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