【日本ハム】野村佑希「シンプルにしょぼい」8本塁打に悔しさ、来季は「20本、25本、30本いける」と意気込み――1500万増で契約更改
北海道日本ハムファイターズの野村佑希選手が27日、契約更改交渉に臨み、1500万円アップの5800万円(推定)でサインしました。会見では、シーズン途中の怪我による離脱もあり、今季を「結果的に、終わり方含め悔しいシーズン」と振り返り、来季への決意を表明しました。
【写真】11/22ファイターズF FES 清宮FRIENDSほか
野村選手は今季の課題として「やはり体、防げない怪我だったり、腰が痛いというのはありますが、それに対する技術でのカバーだったり、どうしても調子の面で体を上手く戻せない時期があったので、もう少し違うケア含め、アプローチがあったんじゃないかな」と体のケアと技術的な対応の重要性を語りました。
自身のホームラン数が8本に終わったことについては、「シンプルにしょぼいなと思っています。余裕で2桁と言わず、20本、25本、30本といけると僕自身思っていますし、いけるペースではあったので、そこがうまく継続できないというか、結局そういう本数で終わってしまうというのはまだまだ実力的に足りないところが多い」と率直な自己評価を述べました。
来季に向けては、シーズン序盤の好調な部分をどう継続していくか、自身の得意なコースや打てるコースへの準備と練習が重要だと強調。また、22日の「FFES2025」で開幕4番に郡司裕也選手が指名されたことについては、「終わり方も終わり方だったので、4番発表で、僕ではないというのは分かっていたので、苦しいスタートになると思うんですけど、僕自身しっかり準備していきたいですし、負けないように頑張りたいと思います」と答えました。
守備面では、来季は外野が増える可能性を冷静に分析し、「その辺技術的に足りない部分が多すぎますし、そういう部分はこのキャンプ含め森本コーチに教えていただいた細かいところを、しっかり技術として上げていくようにしたい」と守備力向上への意欲を見せました。
最後に野村選手は、「チャンスが来たときに、自分をどれだけ高められていられるかが大事になってくると思うので、試合に出てもらわなきゃ困ると、どれだけ思わせられるか。しっかり自分のレベルを上げ続ける」と語り、「来年しっかりレベルアップして最後いい形で終われるように頑張りたい」と来季への抱負を締めくくりました。
















