警察官がライフル銃でクマ駆除_北海道でも検討_凶悪犯に対応する“銃器対策部隊”が訓練へ_普段携帯している拳銃とは何が違う_元陸上自衛官が解説「致命傷にならなければ襲われる可能性も」
■道警がクマ駆除に出動する際の課題は
<道警記者クラブ 齊藤キャップ解説>
道警幹部からは「クマは心臓を撃っても突進してくる可能性もある。人間とは違う。法的には撃てることになったが、実戦ですぐに撃つことは現実的には難しい」と指摘する声も。
警察官であれば誰もがクマを撃てるわけではありません。
テロや銃器犯罪対策などにあたる道警機動隊銃器対策部隊が、クマの駆除にあたると想定されていますが、普段はライフル銃など銃器が使われる重大事件への対処を想定した射撃訓練をしています。
動物などは対象としておらず、人を対象とした制圧を目的にしています。
今後は、専門家など指導役をまねき、クマを撃つための訓練が必要となりそうです。
また部隊の拠点は札幌市南区にあるため、広大な北海道で迅速に現場展開できるか課題も。場合よってはヘリで出動する可能性も考えられます。














