運転席で「一時的に意識レベルが低下」停車駅で約110メートルもオーバーラン_JR北海道の30代運転士が"漫然とした運転操作"_ケガ人なし〈北海道厚岸町〉
北海道東部の浜中町のJR花咲線浜中駅で、1両編成の普通列車が所定の停止位置から約110メートル行き過ぎて停止していたことがわかりました。
10月22日午前9時40分ごろ、30代の運転士が運転する根室発釧路行きの普通列車が浜中駅でオーバーランしました。
列車は停止した約10分後、指令センターからの指示で停車した位置から運転再開しました。
乗客や乗員にけがはありません。
13人いた乗客のうち浜中駅で降車予定の乗客はなく、乗車予定だった2人はJR北海道が手配したタクシーに乗車しました。
30代の男性運転士は意識レベルが一時的に低下したため、漫然とした運転操作になってしまったということです。
JR北海道は「お客様にご迷惑をおかけして申し訳ございません。再発防止に努めて参ります」とコメントしています。