【新人行員が"投資詐欺”みやぶる】40代男性が銀行窓口で発した『違約金』の言葉に違和感…インチキ金投資アプリにだまされるも「詐欺じゃない」と強弁する40代男性を警察官らと共に説得
「『ATMでしか振り込みできない』詐欺の可能性があると伝えたが―
上司も話を聞くうち、違和感が生まれました。
「『ATMでしか振り込みできない』と。まずそこでおかしいなと思った。振込先が個人名だった。いついつまでと(期限が)とても直近だった。急かして振り込みを依頼する感じが詐欺に当てはまるのではないかと」(高橋さんの上司 斉藤栞さん)
ニセの投資への振り込み 後を絶たず
今回は防ぐことはできましたが、ニセの投資への振り込みで来店する人は後を絶ちません。
「数としては本当に増えている。若い人もいれば年配の人もいる。自分が被害にあっているという認識がないのが大半」(北洋銀行富良野支店 副支店長 藤田菊太郎さん)
金融業界で働く母の姿に憧れ、銀行員になった高橋さん。
「小さいころから地元に恩返しできるような人でいたいと思っていた。詐欺とかの対応が増えてきているので、会話の中で上手に聞き出してお客様のニーズに対応できるような行員になりたい」(北洋銀行 富良野支店 高橋茉央さん)
身近な人が騙されていたら
■逆効果なNGワード
「それ詐欺だよ」
「騙されてるよ」など信じている人を否定する言葉は、逆効果。
→怒って話を聞いてくれなくなったり、いつの間にか振り込んでしまっていたり、
むしろ加速させてしまうケースもある
■効果ありOKワード
寄り添って最後まで話を聞く
「同じような詐欺の手口を聞いたことがある」など遠回しに伝える
→詐欺だと自分で気づいてもらうことが大切




















