【高市氏に“Z世代”は何を求める?】高市早苗・自民党新総裁の「ワークライフバランス捨てる」発言に「昭和だ」「今までの人と違って楽しみ」 若者が新総裁に求めることは…<北海道>
物価高は学生にとっても深刻です。
「最近は(お金が)枯渇している感があるがなんとかやってます。(節約術は)夜の時間帯に攻めている。夜のスーパーに行った方が安くなる」(1人暮らしの学生)
「『きのこの山』が好きなんですが1個300円と高くなってしまって。あまり食べられなくなってしまったのが悲しい」(実家暮らしの学生)
田村悠介さん。北海道大学大学院の1年生で政治学を専攻しています。
出身は横浜市。北海道での一人暮らしは5年目です。
両親からの仕送り13万円とアルバイトで生活費をやりくりしています。
「(食費は)たぶん、月に3万円以上は絶対かかってますね」(田村悠介さん)
節約のため欠かせないのが「もやし」だといいます。
「1週当たり10袋は食べてますね。1日当たりは1袋以上は食べてるかな。(もやしがなかったら)家計のプライマリーバランスが崩壊しますね」(田村さん)
もやしは長年にわたって値段が安く抑えられていた「物価の優等生」ですが―。
「3袋買っても120円。(以前は)100円切るぐらいだった気がします」(田村さん)
田村さんはほかにも生活費を切り詰める努力を続けていました。
「暖房は使ってないですね。ガス代がどんどん上がって来ていて、冬になると毎月2万円も取られてしまう。そうなるとなかなかキツイ」(田村さん)
布団の下に電気毛布を4枚入れて寒さをしのいでいました。
高市新総裁には何を望むのでしょうか。
「給付ですね。減税とか給付付き税額控除の話もあるが、やっぱり制度設計には時間がかかったりする。そういうことをやるよりはとにかくすぐほしいというところがありますね」(田村さん)
Z世代の若者からのメッセージです。