【盗撮教師グループ】教師が逮捕された学校で保護者説明会…学校側は4年前から不適切な行動を把握 有効な対策取れず…保護者からは疑問の声「子どもを通わせられない」<北海道千歳市>
さらに、部活動中に体育館で横になってスマートフォンを操作するなど盗撮を疑われる行為があったと保護者から相談があり、市の教育委員会が柘野容疑者と面談。
柘野容疑者は、いずれの行為も否定したということです。
次々と明らかになった事実に保護者からは。
「子どもたちから女の子には優しくて男の子には厳しい、意味がわからないで怒られたこともあったと聞いた。そういうことは日常生活で普通にあって、それを先生方が気づけなかったというのがちょっとびっくり」(保護者説明会での保護者の発言)
「担任や部活の顧問を外すという選択肢はなかったのでしょうか」(保護者説明会での保護者の発言)
保護者の疑問に対し学校側は。
「そういった申し出があった際に、その学級から外してすげ替えることをしていた。なので、一応対応はしていた」(保護者説明会での学校側の発言)
相談を受けた生徒とは接触させないなどの対応をとったと説明しました。
保護者からは対応の甘さを指摘する声が上がります。
「『厳重に注意しました』『これから一層厳重に注意していきます』では、また起こるのではないですか。『こうしよう』『ああしよう』が全然ない。どうやって対処していくかがないと子どもを通わせられない。みんな、そう思っていると思いますよ」(保護者説明会での保護者の発言)
2時間近くに及んだ説明会を終えた保護者は。
「問題のある先生が何年もいるわけで、どうなっているのかという気はする。対応がぬるい」(保護者説明会に出席した保護者)
これに対して市教委は。
「そんなに大きな規模の学校ではないので、担任以外に置ける先生が非常に限られている。言い訳にしかならないが、学校事情としてはそういう配置をせざるを得なかった状況だと思う」(千歳市教委の担当者)
事件を再び起こさないための対策と、傷ついた子どもたちへのケアが早急に求められます。