【日本ハム】台風の影響で到着遅れ、1時間30分遅れの試合開始 北山の力投も援護なく攻守でミスが重なりオリックス投手陣の完封リレーに屈す
9月5日(金)、北海道日本ハムファイターズは京セラドーム大阪でオリックス・バファローズとの3連戦初戦に臨みました。
【画像】日本ハム 8/29 ホームランを放ちベンチに戻るレイエス選手ほか
日本ハムは北山亘基、オリックスは九里亜蓮が先発。台風の影響でチームの到着が遅れ、試合は予定より1時間30分遅れての開始となりました。
3回表、先頭の山縣秀がレフト線に二塁打を放ち、送りバントで一死三塁のチャンスを作ります。しかし五十幡亮汰の打席で三塁走者の山縣が捕手のけん制球に戻れずアウトとなり、先制の好機を逃しました。
4回まで両チーム無得点で進んだ試合は、5回裏に動きます。一死から杉本、若月に連打を浴び、一・三塁のピンチを背負います。続く大里を三振に仕留めますが、若月が二盗を狙った際、捕手・田宮裕涼の送球はセンター方向へ転がり、三塁走者の杉本が生還。さらに二死一・二塁から西川にタイムリーを浴び、この回2点を先制されました。
2点を追う日本ハムは6回表、矢澤宏太が内野安打で出塁し、一死から郡司裕也もヒットで一・二塁。清宮幸太郎はショートゴロで二死一・三塁としましたが、田宮が三振に倒れ、得点を奪えませんでした。
援護がないまま先発の北山は6回裏、ヒットと四球で再び一死一・二塁とされますが、若月のレフトへの大飛球を水谷瞬がフェンス際でキャッチ。このピンチを防ぎました。北山は6回まで96球、被安打6、2失点という粘投でマウンドを降りました。
7回は宮西尚生が登板し、2三振と内野ゴロできっちりと無失点。ベテランが流れをつなぎます。
反撃を狙う打線は終盤8回表、先頭の五十幡が死球で出塁、矢澤のレフト前ヒットで無死一・三塁と絶好のチャンスを迎えます。しかし水谷、郡司、清宮が連続三振に倒れ、またもチャンスを逸しました。
9回は4人目のマチャドに対し代打攻勢に出ます。野村佑希が三振、万波中正が四球、レイエスがライト前ヒットで一・二塁、水野の四球で一死満塁と攻め立てます。しかしマルティネスはショートゴロ併殺に倒れ試合終了となりました。
日本ハムは1点が遠く、オリックス投手陣の完封リレーに屈しカード初戦を落としました。パ・リーグ首位・福岡ソフトバンクホークスとのゲーム差は3に広がっています。