どうなる“札幌ドーム”敷地内にバスケチーム「レバンガ」の本拠地構想…新オーナー「タイミー」代表の“中心部に別アリーナ発言”で取りやめ検討〈札幌市〉
大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)の敷地内に建設する新月寒体育館について札幌市が、併設するアリーナを作る構想の取りやめを検討していることが分かりました。
レバンガ北海道の本拠地として想定されていましたが、レバンガ側が別にアリーナを整備する意向を示したためです。
プレミストドームの敷地内には札幌市が、月寒体育館(豊平区)の後継施設として新月寒体育館を建設する予定です。
そのうえで、併設する多目的アリーナも作りバスケットボールBリーグ1部レバンガ北海道の本拠地受け入れを想定していました。
しかし今年6月、レバンガのオーナーに就任したアルバイト仲介会社「タイミー」の小川嶺代表が、新アリーナを札幌市中心部に整備すると突如明らかにしました。
そのため札幌市は併設アリーナ建設を取りやめ、新月寒体育館を現在と同様にアイスリンクに特化させることを検討しているということです。
これまで通り2030年ごろの完成を目指します。
札幌市はアリーナを含むドーム周辺の整備について、これまで民間2社から提案を受けていました。
経営改善が求められているドームとの一体運営も検討してきましたが、軌道修正せざるを得ない形となりました。