【3連休は雷雨のおそれ】上空に秋の空気…天気のバランスが崩れ急な雷雨も!行楽やレジャーは特に注意【菅井さんの天気予報 8日(金)】
(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時40分現在
◆きょう8日(金)の気温
札幌の最高気温は26.6℃で、平年並みで、
湿度は高めでしたが、風通しの良い所では
しのぎやすくなりました。
一方、十勝地方は8地点で真夏日となり、
池田町は31.9℃まで上がりました。
◆上空に秋の空気
今週の北海道は、厳しい暑さから解放されましたが、
毎日どこかで局地的な大雨や雷に見舞われています。
上空に、秋の空気が入りはじめ、
天気のバランスが悪くなっているのです。
連休にかけても、大気の不安定な状態が続きそうです。
◆3連休の天気
・9日(土)
変わりやすい天気で、晴れ間が戻っても、
急なにわか雨に注意が必要です。
特に、午後は道央圏や十勝地方で、発雷確率が高くなりますので、
雷雨となる所もありそうです。
・10日(日)
道央からオホーツク海側にかけての広い範囲で、
にわか雨や雷雨の可能性があります。
落雷による停電の被害にも注意が必要です。
・11日(月・祝)
日本海側や太平洋側は、日差しが多くなりますが、
オホーツク海側では、引き続き、雷雨の可能性があります。
油断のできない天気で、
農作業などで外にいる時間が長い方や、レジャーを楽しむ方は
こまめに、雨や雷の情報をスマホでチェックするなど、防災情報に気を付けて下さい。
◆札幌10日間予報 9日(土)~18日(月)
来週は、大気の状態も安定し、晴天が続きそうです。
後半になると30℃以上の真夏日が復活し、
まだまだ、夏が頑張りを見せそうです。
お盆休みに入り、道外のご家族が帰省し、ふるさとで過ごす方も、
夏休みの思い出作りや、暑さを楽しむにも良いでしょう。
◆全道の週間予報 9日(土)~15日(金)
お盆期間は、全国的には前線の影響を受け、
雨の降る所が多くなりますが、北海道の日本海側やオホーツク海側では
晴天に恵まれそうです。
太平洋側は湿った空気が流れ込み、くもりや霧となりますが、
天気の大きな崩れはないでしょう。
日中は、暑くなりますが、朝晩の風は涼しく、一日の気温差が大きくなりそうです。
◆北海道の1か月予報
お盆を過ぎても夏は終わらず、全道的に高温傾向が続きそうです。
残暑が続くでしょう。札幌は9月に入っても30℃以上の日がありそうです。
また、全道的に日照が多く、特に、太平洋側は雨が少なくなりそうです。
農作物は収穫期を迎えますが、農業関係の方は作物の管理に注意をして下さい。