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【男性襲ったクマに新事実】4日前からつけ狙っていたか 男性が母親に相談「ナイフ持って行った方がいいかな」恐怖を感じながら新聞配達の責任感…4年前にも女性襲って死亡させた個体と判明

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ビーチなど一部の公共施設の営業を中止

ビーチなど一部の公共施設の営業を中止

 しかし。


 「男性を襲ったクマは駆除されましたが、こちらのビーチにはまだ人の姿はありません」(阿部空知記者)

 福島町では21日も、一部の公共施設の営業を中止するなど警戒が続いています。

 「今回一番大きい優位性のあるクマがその場から排除されたので、次のクマが来る可能性も捨てきれない。みなさんには辛抱してもらい、町の安全が確認できた段階で通常の生活に戻ってもらいたい」(藤本さん)

クマの侵入を防ぐため電気柵を設置

クマの侵入を防ぐため電気柵を設置

 町ではクマが侵入するのを防ぐために電気柵を設置しました。


 山と市街地を分断するよう、距離は約1.5kmに及びます。

 また、監視カメラを設置するなど対策を強化しています。

北海道大学大学院の坪田敏男教授

北海道大学大学院の坪田敏男教授

 なぜ、福島町でクマによる被害が続くのでしょうか。


 クマの生態に詳しい、北海道大学大学院の坪田敏男教授は。

 「北海道南部は北海道全域の中でもクマの密度の高い場所のひとつ。何回も人里に出てきてしまうと、通常の状態とは違うので攻撃を仕掛けてくることも十分ある」(北海道大学大学院獣医学研究院 坪田敏男教授)

 市街地への出没を防ぐためには何に気をつけたらいいのでしょうか。

 「残飯や生ごみを口にさせないのが一番大事。やぶ払いや草刈りをして、オープンな場所を作るのも有効」(坪田教授)

 手を緩めることのない対策の継続が望まれています。


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