【北海道の天気 18日(金)】3連休前半は大雨災害に気を付けて!梅雨前線と台風6号の影響で北海道が集中豪雨のおそれ
(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時40分現在
◆北海道付近に梅雨前線
太平洋高気圧が張り出し、北海道の近くに梅雨前線が停滞しています。
きょう午前3時に、台風6号が発生し、前線を刺激し、北海道に活発な雨雲がかかりそうです。
今夜から20日(日)にかけて、日本海側では1時間に40ミリの激しい雨が降り、
降水量は120ミリを超える所があり、ひと月分の雨に相当します。
災害が発生してもおかしくありませんので、
土砂崩れや河川の増水、低い土地の浸水にご注意下さい。
◆3連休の天気
・19日(土)
全道的に雨が降り、局地的に大雨となるでしょう。
1時間に40ミリと、激しい降り方となりますので、
川や山のレジャーやキャンプなど、行楽は、無理な予定を立てないようにしましょう。
・20日(日)
大気の不安定な状態が続き、
日本海側で、雨が降りやすいでしょう。
前日からの大雨で、地盤がゆるむ所がありますので、
危ない場所には近づかないようにして下さい。
・21日(月・祝)
天気が回復し晴れる所が多くなりますが、
道東では暑さが厳しくなりそうです。
35℃以上の猛暑日でしょう。
海の日を迎え、海水浴やプールを楽しむのも良さそうですが、
水の事故に気を付けて下さい。
◆札幌の10日間予報 19日(土)~28日(月)
来週は、晴れる日が多く、蒸し暑さが続くでしょう。
30℃以上の真夏日が続き、記録的に暑い7月となりそうです。
最低気温も24℃前後で、寝苦しい夜が続くでしょう。
大通公園ではビアガーデンも始まりましたが、
外で冷たいビールを飲むには良い条件となりそうです。
例年だと、暑さのピークは7月末から8月上旬にかけてです。
夏バテや熱中症に気を付けて、元気に乗り切りましょう。
また、農業や酪農関係の方は、農作物や家畜の管理にも気を付けて下さい。